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2014年7月25日 (金)
★立駐設計に安井建築設計を特定
来年度着工へ 連絡施設や駐機スポット増設も検討−NABCO
　那覇空港ビルディング��(NABCO･花城順孝社長)は、Ｐ１立体駐車場棟北側の平面駐車場部分に計画している新立体駐車場について、このほど設計者に�螳属羞�築設計事務所(大阪市)を特定、設計作業に着手した。
　新駐車場は、慢性的な混雑状態が続いている空港駐車場の機能強化を図るために新設するもの。規模は、Ｓ造(簡易型構造)の５層６段、収容台数は1,200台を想定しているが、設計作業の中で施設内容を検討する。工事については、27年度と28年度の２期に分けて実施する計画で、設計作業が一段落した後、立駐メーカーを選定し、早ければ27年４月頃にも１期工事に着手する。１期では600台規模の施設を建設して28年４月の供用を目指す。引き続き、28年度も年度初めから工事に着手し、29年４月には全体の施設整備を完了させる。また、建設場所の現駐車場は、大阪航空局がアスファルト撤去などの面整備を実施する予定。
　那覇空港では、外国人観光客等が急増し、駐車場をはじめとする施設の機能強化を施す必要性が指摘されている。同社では、駐車場棟のほか、新国際線旅客ターミナルビルと既存ターミナルとの間に建設される際内連絡施設や国際線ターミナル北側に増設を検討してる固定駐機スポット等についても、今年度内に基本計画を取りまとめ、新滑走路の供用開始(32年３月31日予定)に合わせて前倒しで計画を進める考え。
　このほか、大阪航空局では、新国際線旅客ターミナルビルからバス駐車場までの歩道に屋根の設置を検討中。
　
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