| 2014年8月18日 (月) |
| ★本体建築はＷＴＯで10月に一般競争公告 |
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| 航空機整備基地の格納庫建設−県土木建築部 |
県土木建築部では、那覇空港に建設計画されている(仮称)航空機整備基地の格納庫建築工事に関して、10月中にも一般競争を公告予定で準備を進めている。工区分けなど、具体的な発注方法は今後調整して決めるが、工事は予定価格20億2,000万円以上に適用されるＷＴＯ(政府調達)案件となる見通しで、この場合、県内を限定する地域要件などは盛り込めない規定があり、同部ではその対応も含めて検討を進める。
発注が予定されている格納庫は、同整備基地の中核施設となるもので、Ｓ造地上１階、延床面積１万6,000�峙�模。同部では、建築工事とは別に建設用地の造成工事も10月中の一般競争公告予定で準備を進めており、年内には施工業者を決定して工事着手、５月中にもスタートする本体の本格着工に間に合わせる。また、当初計画で建築工事と同時期発注となっていた格納庫の電気、機械、作業用設備などは次年度の発注に変更した。
同基地整備事業は、航空機整備産業の誘致を図り、同産業に関連する企業の集積を促進し、臨空型産業及び雇用の創出を図ることなどが目的。事業は、商工労働部が所管し、施設整備については土木建築部が分任を受けて取り組みを進めている。事業者としては、ANAホールディングスの参入が決まっており、同社では貨物ネットワーク構築と合わせて、那覇空港を拠点にアジア地域をはじめとする他社からの機体整備受託も視野に事業を展開していく方針。
基地施設としては、今年度着工する格納庫のほか、管理棟(ＲＣ造４階･約8,750��)、危険物保管庫(ＲＣ造平屋･約600��)、排水処理棟(ＲＣ造平屋･約100��)、廃棄物保管庫(Ｓ造平屋･約360��)などが予定されている。工事は、次年度も引き続き各上屋の駆体工事と設備工事、整備用スタンド、外構などを順次発注していく。設計は�螳汗澤�･�蟲槓神澤�･�蟶�路銘設計ＪＶが担当。 |
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