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2014年8月27日 (水)
★浦添第一防波堤さらに100ｍ延伸へ
深浅測量調査9/29開札−那覇港湾･空港整備事務所
　沖縄総合事務局那覇港湾･空港整備事務所は、浦添ふ頭地区の防波堤(浦添第一)深浅測量外１件調査(簡易公募･総合評価)の入札手続きを21日付けで公示、技術提案書の提出(期限9/16)を待って、９月29日に開札する。浦添第一防波堤は、現在、西側先端部と北東側先端部を延伸整備中だが、今回の業務では、さらに西側へ100ｍ延伸するため、深浅測量及び流況観測を実施するとともに課題の抽出を行って基礎資料を作成する。履行期間は来年３月31日まで。
　同防波堤の延伸は、那覇港北側の倭口(ヤマトグチ)航路を挟んだ向かい側の新港第一防波堤西側先端部約160ｍ(既存)撤去に先立って実施する計画。新港第一先端部の撤去は倭口航路の拡幅計画に伴うもので、大型船をはじめ那覇港へ出入りする船舶のより安全･スムーズな航行確保が目的。その撤去分をカバーするため浦添第一防波堤を延伸して港内の静穏度を確保する。延伸場所は水深が-35ｍのうえ、潮の流れが早いため、整備は大規模になると予想される。
　なお、浦添第一防波堤については、既存延長L=1,350ｍのうち、西側先端部L=100ｍと北東側先端部L=200ｍの延伸整備を平成18年度から進めており、25年度末までに西側先端部の延伸を完了し、北東側はL=約160ｍが概成している。今後残りL=40ｍ(ケーソンL=20ｍ×２函分)を整備して27年度に完成する予定。26年度は事業費約７億7,200万円で、来年度行う築造工事に向けた被覆ブロック工事やケーソン工事(発注済)、消波ブロック工事(一般競争･8/1公示･10/7開札、標準型36個･環境共生型36個の製作、工期：２/16迄)などを行う。また、浦添ふ頭の拡張、那覇軍港の移設など今後の展開に伴って、さらに北東側へ2,900ｍ前後延伸する計画もある。
　
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