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2014年11月27日 (木)
★上期契約額は前年比4割増の227億円
土木・建築工事が大きく伸びる−県土木建築部
 県土木建築部の今年度上半期契約額は約227億円(当初契約ベース)となり、対前年同期比48.7%、金額にして74億円あまりも増加したことが分かった。同部土木総務課が26日に発表したもので、土木工事は約35億円、建築工事も約17億円それぞれ増加しており、建築工事は倍増、土木も37%の大きな伸びとなった。一方で発注件数は、土木工事が前年度の213件に対して205件と減少、契約額が倍増した建築でも前年度の19件から6件増の25件に止まり、全体でも前年度の338件から3件少ない335件となり、工事の増加よりも個別工事の発注規模拡大が契約額の増加につながったものと見られる。
 工種ごとのランク別受注状況は、土木工事で特Aが約44億円と全体の約34%、Aは約67億円で全体の約51%を占め、この中でも特A工事が件数金額とも大きく伸びた。建築工事では、特Aが約20億円で全体の約58%、Aが約34%を占めている。落札率は土木が0.7ポイント上昇、建築は2.2ポイント下げた。建築工事は、特A案件で落札率が前年度の96.2%から90%に低下しており、大規模工事が増えたことで業者間の競争が激化したことが窺われる。このほかの工種では、電気が契約額約18億円で落札率94.2%、管が約8億円で落札率91.2%、ほ装が約7億円で落札率91.5%。
 落札率の分布は、95〜99.9%ラインが21.8%、90〜94.9%ラインが51.6%、85.1〜84.9%ラインが23.3%となり、前年度同期より85.1〜84.9%ラインでの落札が12ポイント増加した。契約方法別の発注状況は、総合評価が67件で契約金額約95億円、一般競争は94件で約98億円、指名競争は142件で約30億円だった。発注所管は、本庁契約が74件で契約金額約120億円、事務所発注は261件で約107億円。事務所発注では、八重山土木事務所が63件(約28億円)、北部土木事務所が57件(約20億円)などと続いている。
 
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