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2015年1月29日 (木)
★五洋建設ＪＶが131億円で落札
シュワブのケーソン新設工事−沖縄防衛局
　沖縄防衛局では、９日に開札したシュワブ(H26)ケーソン新設工事(１工区)の落札業者を五洋建設��･清水建設��･みらい建設工業�蝪複屬坊萃蠅靴拭Ｍ郢ザ盂曚�131億500万円(落札率90％)で、これまで県内公共機関が実施した工事１件の入札としては、沖縄総合事務局開発建設部が発注した大保本ダム本体建設工事(平成15年)の100億円や倉浜衛生施設組合の熱回収施設建設工事(平成19年)94.8億円などを上回る過去最大規模の落札額となった。工期は平成29年９月30日まで。入札には本土大手マリコンなどで構成する４ＪＶが参加した。
　工事は、普天間代替施設整備に伴う護岸築造などを行うもので、工事概要はハイブリッドケーソン合わせて６函の製作･運搬･仮置･据付と基礎工、被覆工、根固工、裏込工一式。製作据付されるハイブリッドケーソンは、１函あたりの長さが52ｍ、幅22ｍ、高さ24ｍ、重量7,400ｔ規模。
　ハイブリッドケーソンは、鋼とコンクリートで構成された合成構造のケーソンで、高強度･軽量が特長。同地区の埋立承認願書によると、埋立予定地東側で大水深区間となる約300ｍの護岸構築で、施工効率向上のために同ケーソンを使用するとしており、ケーソンは島外で製作し、曳航･仮置･据え付ける計画。
　防衛局では今回の工事に引き続き、シュワブ関連のＷＴＯ工事で23日に開札した中仕切岸壁新設工事、二重締切護岸新設工事も近く業者決定する見通しで、更に２月６日にはケーソン新設工事２工区、２月17日には傾斜堤護岸新設、２月20日には汚濁防止膜等工事をそれぞれ開札して、施工業者を決定していく予定。
　
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