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2015年11月27日 (金)
★最終処分場造成工事を２月中にも入札
浸出水処理施設の設計書提出公募も開始−サザン協
　南部広域行政組合のサザンクリーンセンター推進協議会は、南城市玉城奥武地内に計画している最終処分場整備の造成工事を２月中にも発注予定で今後準備作業を本格化させる。発注は指名競争入札を予定しており、年明けにも業者選定や事務手続きに入る。造成工事は、来年度の本体建設に先行して実施されるもので、入札による業者決定後、議会承認を経て３月頃を目途に着工、28年度内に完了予定。
　同処分場は、推進協議会関係市町村の焼却残渣などを埋立処分する施設で、今年度の造成に引き続き来年度から本体建設がスタートする。組合では、本体建設に向け26日から専門メーカーなどを対象に、浸出水処理施設の見積設計図書提出を求める公募を開始。12月10日まで参加表明書及び関係書類の提出を受け付ける。今回実施する公募に参加する各社の提出書類をもとに、施設の設計方針や技術内容、環境配慮等について検討。引き続き、関係機関との調整なども進める方針。
　計画によると、処分場は埋立容量９万4,000ｍ3程度のクローズド型で埋立対象物は焼却残渣･溶融飛灰･不燃残渣など。貯蔵構造物は補強盛土構造、遮水工は二重シート方式、浸出水処理施設は処理能力28ｍ3/日の無放流方式、被覆設備は埋立地全体を屋根で覆う固定式を想定している。概算工事費は37億5,900万円。実施設計は日本水工設計�蠅�担当。
　
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