| 2016年5月23日 (月) |
| ★件数減も契約金額は19.6％増の625億円 |
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| 平成27年度の工事発注状況−県土木建築部 |
県土木建築部は20日、平成27年度の発注状況(当初契約ベース)を発表した。それによると、発注件数は700件で前年度より77件減少したが、契約金額は19.6％増の約625億円で前年度より100億円あまり増えた。落札率は、建築工事が1.1ポイント上昇したほかは、各工種とも前年度水準を下回り、全体では0.5ポイント低下して92.4％となった。
主要５工種の発注状況は、土木工事の契約金額が15.2％増の約276億円、建築工事も24.9％増の約141億円、電気が68.6％増の約45億円となったのに対して、管工事は17.5％減の約18億円、ほ装も43.2％減の約９億5,000万円に止まった。契約金額が大きく増加した土木工事は、特Ａが約118億円で前年度水準より45％増、建築も同じく特Ａが55.5％増となっており、航空機整備基地建設工事などの大型工事発注が金額増につながったものと思われる。
また、工事場所別の発注状況では、モノレール延長工事が進められている那覇市が契約金額約130億円で全体の20.8％、次いで浦添市が16.2％と全体のおよそ４割を占めた。地域別では、南部が40.4％、中部が41.3％、北部9.0％、宮古2.2％、八重山7.1％となっている。 |
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