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2016年9月21日(水)
★WTOの埋立工事2件を公告
那覇空港滑走路増設事業−総合事務局開発建設部
 総合事務局開発建設部は、WTO対象の那覇空港滑走路増設4工区埋立と1工区南側埋立工事に係る一般競争入札(一括審査方式)を21日に公告した。10月13日まで申請書等を受付けて2件とも12月7日に開札する。入札の参加資格要件は、単体又は3社以下のJVで、単体とJV代表者は港湾土木工事の経営事項評価点数が1,050点以上、構成員は同900点以上が条件。施工実績として、単体及び代表者には65万m3以上の海洋埋立工を施工した実績(浚渫工で65万m3以上の埋立を伴うのも可)等を求めている。出資比率は、3社JVの場合は全ての構成員が25%以上、2社JVは同30%以上。総合評価の施工体制評価点は最高30点(品質確保の実行性15点、施工体制確保の確実性15点)となっている。
 今回発注される工事は、新滑走路のうち4工区(那覇港側)と1工区南側(瀬長島側)の埋立・盛土工など。主な概要は、4工区が埋立工(海砂投入約62万m3・黒ズリ投入約20万m3・白ズリ投入約17万m3・受入土砂投入約42万m3)、本体工(捨石本均し±5cm約60m)、被覆工(被覆ブロック据付2t型80個)、上部工(上部コンクリート打設約60m)、裏込・裏埋工(防砂シート約2,100m・大型土のう製作設置約2万3,900個)、排水構造物工など。1工区南側は共通工(灯浮標、汚濁防止膜管理)、埋立工(海砂投入約53万m3)、裏込・裏埋工(防砂シート約320m・大型土のう製作設置約3,200個)など。工期は平成29年11月30日まで。
 同滑走路増設は、現滑走路から西側沖合に公有水面約160ha(埋立土量約990万m3)を埋立て、L=2,700m×W=60mの第二滑走路を新設する。総事業費は約1,993億円程度。竣工は平成31年12月末、供用開始は平成32年3月31日を目指す。関連工事として、WTO対象の北側進入灯橋梁工事を9月29日に開札予定。
 
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