2017年1月18日(水) |
★東洋建設JVが37億6800万円で受注 |
|
那覇空港滑走路増設2・3工区埋立−総合事務局開建部 |
沖縄総合事務局開発建設部は、13日に開札した那覇空港滑走路増設2・3工区埋立工事に係る一般競争入札(WTO対象)の落札業者を東洋建設(株)・大成建設(株)・(株)屋部土建JVに決定した。落札額は37億6,800万円。入札には3社構成9JVが参加し3JVが同額だったが、総合評価の評価点で他社を上回り落札決定した。工期は平成29年11月30日まで。 今回発注された工事は、新滑走路のうち2工区と3工区(滑走路中間部分)の埋立・陸上地盤改良工など。主な概要は、汚濁防止膜管理、陸上水平探査、陸上地盤改良工(事前混合処理約29万1,000m3)、埋立工(海砂投入約55万m3、改質土砂投入約29万1,000m3)、軽量盛土工(敷砂・軽量盛土、上部床板コンクリート、裏込砂・547m)、裏込・裏埋工(防砂シート2,177m、端部固定1,811m)、大型土嚢撤去2,695個などとなっている。 同滑走路増設は、現滑走路から西側沖合にL=2,700m×W=60mの第二滑走路を新設するもの。総事業費は約1,993億円。竣工は平成31年末、供用開始は平成32年3月末の予定。12月に開札した4工区埋立と1工区南側埋立工事(一括審査方式・WTO)は、4工区を東洋建設(株)・大成建設(株)・(株)大寛組JVが60億3,500万円、1工区南側を若築建設(株)・(株)安藤・間・(株)大米建設JVが15億6,730万円で受注した。 |
|