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2024年10月9日(水)
★名護東道路本部延伸のルート帯案を了承
全線バイパス、バイパスと現道改良･活用の２案検討−社整審沖縄委
　沖縄総合事務局は10月８日、同局内で社会資本整備審議会道路分科会沖縄地方小委員会(委員長:下里哲弘琉球大学工学部教授)を開き、名護東道路の本部方面への延伸ルート帯案を審議。全線バイパス案、バイパスと現道改良を組み合わせる２案をルート帯案として了承した。
　委員会で示された２ルート帯案は、Ａ案が名護市伊差川から本部町浦崎までの全線を自動車専用道路として整備する「全線バイパスルート案」。Ｂ案は、名護市伊差川から本部町伊豆味までをバイパス(２車線)として整備し、伊豆味から浦崎区間の県道84号線を拡幅、４車線の国道449号に接続する「バイパス＋現道改良ルート案」。Ａ案は延長約14�辧▲灰好箸�約700億〜800億円。Ｂ案は延長約15�辧▲灰好箸�600億〜700億円となっている。
　委員会では２ルート帯案について、沿道住民や県民、観光客などを対象にアンケート調査を実施することも了承。今後は調査結果を踏まえ、概略ルート決定に向けた作業も進められる。
　名護東道路の延伸は、本部町の沖縄美ら海水族館や名護市と今帰仁村の嵐山地区に整備される新テーマパーク「ジャングリア」の開業を見据え、観光客増加による混雑緩和などを目的に計画。災害発生時に地域の孤立を防ぐ、災害に強い道路の確保にも対応する。
　
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