| 2010年1月5日 (火) |
| ★安全・安心な県土づくり推進 |
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| −沖縄県土木建築部 部長 仲田 文昭 |
明けましておめでとうございます。
平成22年の新春を迎え、謹んでお喜びを申し上げます。
建設業界の皆様には、平素より本県の土木建築行政に対する御理解と御協力を賜り、深く感謝申し上げます。
おかげをもちまして、本県の社会資本は着実に整備が進んでおります。昨年においては、 国道58号恩納バイパスの一部区間が開通し、 那覇港の泊ふ頭地区に県内初の大型旅客船バースが完成供用するなど、 地域の振興や発展に大きく寄与しているところであります。
ところで、本県は島嶼県で、かつ台風常襲地という地理的特性から、様々な課題が山積しております。
県といたしましては、産業振興や県民生活を支え、安全・安心な県土づくりを推進するため、今後とも社会資本整備に積極的に取り組む決意であります。
このため、今年は中心市街地の活性化を図る「旭橋駅周辺地区」、「牧志・安里地区」等の市街地再開発事業、県土の均衡ある発展を図る「新石垣空港」、「本部港」等の空港・港湾整備事業、 離島の振興を図る「伊良部架橋」等の橋梁整備事業、 交通渋滞の緩和を図る 「国道507号津嘉山バイパス」、「真地久茂地線」等の道路・街路事業、浸水被害の防止と安定した水資源の確保を図る 「儀間川総合開発事業」、安全で快適な通行空間の確保と都市景観の向上を図る「電線類地中化事業」を積極的に推進していきたいと考えております。
また、ゆいレールについては、開業から７年目を迎えております。昨年は、 世界的な景気低迷や新型インフルエンザの影響により、ゆいレールの１日平均利用客数は、約３万６千人と前年度より約５％減少しましたが、平成21年10月には、 開業以来の利用客が８千万人に達したところであります。
引き続き、 県民のさらなる利用促進を図るとともに、モノレールの延長についても県民の御理解と御協力が得られるよう努める所存であります。
さて、建設業界を取り巻く状況をみますと、世界同時不況や建設投資の縮減など、各企業においては厳しい経営環境に直面しております。
しかしながら、建設産業は地域の雇用と経済を支える基幹産業として重要な役割を担っております。
県といたしましては、建設産業の健全な育成と活性化を図るため、平成19年度に策定した沖縄県建設産業ビジョンを計画的に推進するとともに、関係部局と連携して建設業界支援に力を入れてまいりたいと考えております。
厳しい経営環境の中、建設業界の皆様におかれましては、時代の変化に即応した経営基盤の強化に努められ、地域経済に貢献されることを期待するものであります。
結びに、今後とも、本県の土木建築行政の推進に対し、御理解と御協力をお願い申し上げますとともに、建設業界の一層の御発展並びに関係各位の益々の御健勝と御活躍を心より祈念いたしまして、新年の御挨拶といたします。 |
| 2010年1月5日 (火) |
| ★地域経済活性化と社会基盤整備に責任果たす |
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−社団法人沖縄県建設産業団体連合会
社団法人沖縄県建設業協会
会長 呉屋 守將 |
新年あけましておめでとうございます。 謹んで建設産業界の皆様にご祝詞を申し上げます。
さて、我が国の経済は１００年に一度といわれる世界的な金融危機に見舞われ、ようやく底打ち感が出てきたものの、依然として回復の兆しが見えず、一部にデフレスパイラルを懸念する声も聞かれます。
また、本県経済についても、観光需要に翳りが見え隠れし、個人消費も低調にあることから、景気全般については停滞と判断されているところでございます。
我が建設産業界におきましても、公共事業が引き続き削減の方向にあること、民間工事も低迷が続くものと思われ、出口の見えないトンネルで途方に暮れている状況ではないでしょうか。
年の始めから、夢のない話となってしまいましたが、その一方で、昨年は建設業の歴史に残る明るい出来事もございました。
一つは、念願でありました「沖縄県建設業審議会」が3月に実質的にスタートしたこと。二つ目は、緊急的な措置ではありますが、県工事の最低制限価格が実質90％程度に引き上げられたことであります。
特に、受注した工事で利益が出せない状態が長く続き、疲弊した建設業者にとって、慈雨のような思いで受け止めております。仲井眞知事の英断に衷心より感謝申し上げる次第でございます。
私ども建設業協会は、昨年5月に創立60周年を迎えましたが、今年は、前述しました「どん底」から新たな歴史を積み重ねる大事なスタートであると思いを強くしているところでございます。
具体的には、減少する建設投資への対応として、国発注工事の県内受注比率の拡大、米軍発注工事への参入による事業量の確保に取り組む所存でございます。
本県における建設産業は、地域経済の活性化と雇用の安定・確保、さらには災害に強い社会基盤整備に重要な役割を果たしており、どのような環境にあろうとも、その責任を果たすため、精一杯努力する覚悟でございます。
本年も関係機関はもとより、関係各位のご理解とご指導、会員皆様のご協力をお願い申し上げる次第でございます。
結びに、新しい年が希望に満ちた明るい年となりますよう、併せて建設産業界の飛躍発展、会員皆様はじめ関係各位の益々のご健勝を祈念申し上げ、年頭のごあいさつと致します。 |
