建築・昇降機など3工種分離で来月開札
真謝原市営住宅建て替え
糸満市
糸満市まちづくり課は、建て替えを計画している真謝原市営住宅の本体工事を建築・昇降機、電気、機械設備の3工種に分けて早ければ指名競争入札で12月にも開札する。各工事とも3社構成JV程度を想定。議会承認後、契約締結して年度内に工事着手する予定。工期は建築・昇降機が約21カ月、電気と機械が約20カ月を見込む。
同市営住宅は、築後約50年を経過し老朽化が進んでいるため、既存4棟を高層・集約化して建て替える。規模はRC造9階(一部8階)建て、延べ面積約5,295㎡。戸数は約80戸を計画。施設にはエレベーターホールや集会室、受水槽室、1~9階に住戸などを配置。屋外には80台程度の駐車場、緑地帯などを整備する予定。敷地面積は7,769㎡。
基本・実施設計は(株)エー・アール・ジー・樹設計工房JVが担当。既存市営住宅の解体工事は(株)玉城組が受注。解体規模はA~D棟(RC造3階建て、戸数72戸、住戸専用床面積3,655㎡)と集会所、外構施設など。