沖縄建設新聞

建築など3工種に分け12月にも発注

地域福祉センター整備工事

糸満市

 糸満市まちづくり課は、真栄里地内に計画している地域福祉センターの本体工事を建築確認申請などの手続きを経て、早ければ12月頃にも建築、電気、機械設備の3工種に分け指名競争入札で発注する予定。JV構成などについては検討中。供用は2026年度を目指す。
 地域福祉センターは、現社会福祉センターの老朽化(1982年竣工)への対応や更なる交流拠点の形成を図るために整備を計画。施設は平屋建て、床面積約1,000㎡程度を想定。内部には災害時にボランティアセンターとして活用する事務室、大研修室(災害時はボランティア拠点室)、相談室(災害時は応援職員待機室)、ラウンジ(災害時は災害ボランティア待機室)、小会議室、防災倉庫、書庫、備品庫、バリアフリートイレなどを配置する。
 25年度当初予算に委託料や工事請負費などとして8億475万3,000円を計上。実施設計は(株)渡久山設計・てぃーだ建築設計室(合)JVが担当。