沖縄建設新聞

ウォーターPPP導入に向けてMS調査

民間事業者の意見など確認

浦添市

 浦添市上下水道部は、ウォーターPPP導入に向けたマーケットサウンディング調査(以降:MS調査)を実施する。2027年度以降、官民連携手法によるウォーターPPP導入が汚水管改築に伴う国費交付要件となっている。そのため市は、MS調査で民間事業者の意見・意向等を確認し、導入に向けた検討を進める。
 MS参加申込期間は11月17日まで。民間事業者向け説明会やアンケート調査、個別ヒアリングは申し込みにより、希望者を対象に実施する。説明会は12月1日、浦添市中央公民館3階ホールで対面とウェブ形式で行う。アンケート調査は12月2~19日、個別ヒアリングは2026年1月13~16日の期間に行う。
 ウォーターPPPは、これまで個別に発注してきた複数の業務等を包括発注する手法。10年間の長期契約で、性能発注により民間事業者の創意工夫・ノウハウが発揮しやすいとされている。