土地区画整理事業化へパートナー募集
津嘉山南エリア6ha対象
組合発起人会
津嘉山南エリア土地区画整理組合発起人会は10月29日、「(仮称)津嘉山南エリア土地区画整理事業施行に向けた事業化検討パートナー募集」の公募型プロポーザル手続きを開始した。将来の業務代行予定者を見据え、土地区画整理等に関する豊富な経験とノウハウを有する民間事業者を南風原町の協力を得ながら募集する。11月19日に説明会を行った後、12月5日に参加表明書、2026年1月30日に企画提案書の提出を締め切り、2月6日のプレゼンテーション審査を経て優先交渉者を特定する。3月31日に覚書締結の予定。
資格要件は県内に本店等を有する単体またはJV。代表者要件は、過去10年以内に土地区画整理事業に係る業務や準備組合設立に係る合意形成支援、事業認可に向けた基本計画作成支援業務の実績など。建設業者要件は、土木一式工事に係る特定建設業の許可を受けている者などとなっている。業務内容は準備組合設立支援、事業化に向けた基本計画作成支援、地権者の意識醸成・合意形成支援など。区画面積が約6ha。地権者数56人(86筆)となっている。
同エリアは、那覇空港自動車道南風原南ICに接するなど交通アクセスに優れた地域。一方、市街化調整区域かつ農業振興地域農用地区域であるため、農業以外の土地利用に制限があるが、将来的に市街化区域に編入を行うとともに、農用地区域からの除外を検討している。なお、町では、2027年度に予定されている県の第8回区域区分定期見直しにおける「特定保留区域」指定を目標に、26年度から県と協議を進める方針。