沖縄建設新聞

建築は3~5社構成JVで来月19日開札

石嶺市営住宅B4棟建設

那覇市

 那覇市は11月4日、「石嶺市営住宅第7-1期建替工事(建築)」の一般競争入札を公告した。新築する第7-1期(B4棟)の建築工事。申請書等を11月27日まで受け付け、12月19日に開札し24日に落札決定予定。予定価格は40億7,700万円(税抜)。工期は2029年1月15日まで。
 資格要件は、市内に本店を有する3~5社JV。3社構成の場合が代表者、構成員ともに建築A等級、4社構成の場合が代表者と構成員①②が建築A等級、構成員③が建築AまたはB等級、5社構成の場合が代表者と構成員①②が建築A等級、構成員③④が建築AまたはB等級。工事内容は共通仮設工、直接仮設工、土工、地業工、鉄筋工、コンクリート工などとなっている。
 B4棟はコの字型の3棟連結型住棟で、RC造(東棟13階、南棟13階、西棟12階)延床面積約1万3,235㎡規模。住戸は全195戸。間取りは2DK、3DK、3LDKの3タイプを予定。エレベーターは2基設置し、敷地内に101台分の駐車スペースを確保する計画。実施設計は(株)松田・伸設計・(株)設備研究所JVが担当。
 市では、建築の落札者決定後、議会承認を経て、年度内着工の予定。また関連の設備工事は電気と機械設備に分けて近く一般競争入札で公告。昇降機は指名競争入札となる見通し。
 石嶺市営住宅は、7期計画で建て替えが進められ、これまでに6期・894戸を整備。最終の第7期ではB4棟のほか、B1棟(8階建て、48戸)の建設も予定されている。