2025年６月11日(水)号　１面

大米建設が水産庁長官表彰

漁港漁場関係優良請負者

　水産庁の２０２５年度漁港漁場関係事業優良請負者表彰で、㈱大米建設（下地辰倫代表取締役社長）が水産庁長官表彰を受賞した。水産庁では、漁港漁場関係事業への理解を深め、技術向上と事業の円滑な執行に資することを目的に、優れた業績を持ち他の模範となる請負者を表彰している。同社は16年度にも同表彰を受けており、今回は９年ぶり２度目の受賞となった。
　６月２日、下地社長らが県庁を訪れ、喜屋武盛人農林水産部長に受賞を報告した。下地社長は「県内全域の漁港工事に対応できる体制を整え、作業船の導入やＩＳＯ認証の取得、社員の資格取得支援制度などを通じて技術力と人材育成に力を入れてきた。女性活躍や働き方改革にも取り組み、地域清掃などの社会貢献活動も継続している。このような総合的な取り組みが評価された結果だと受け止めており、今後も他社からの模範となり、地域から必要とされる企業を目指していきたい」と語った。
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(写真説明)喜屋武部長（右）に受賞報告する下地社長（中央）