| 2014年11月26日 (水) |
| ★予算承認受け国営石垣島地区来年度着工へ |
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| 現支所の事業所昇格も予定−総合事務局農林水産部 |
国営かんがい排水事業「石垣島地区」の着工準備を進めている総合事務局農林水産部では、来年度概算要求に約11億円の事業費を計上。予算が承認されれば、来年度からダム改修などの工事に着手する。また、工事の本格化に向けて現在の石垣支所を事業所に格上げして、9,000万円未満の契約業務を土地改良総合事務所から移管し、執行体制の強化を図る。
国営石垣島地区は、既存施設の機能低下による維持管理費用の増大などに対応するため、新規受益も編入して既存水源(５ダム)の総合運用による農業用水再編整備を行うもの。事業は今年度からスタートしており、これまで送水路の測量設計業務などが実施されている。来年度は引き続き今年度の設計をもとに、既存ダムの改修や送水路新設工事を中心に事業を進める方針。
計画によると、同地区の整備事業は総事業費281億円で受益面積4,338ha、事業工期は平成37年度まで。主要工事はダム改修が名蔵ダムなど５カ所、頭首工改修３カ所、揚水機場改修･新設６カ所、配水池改修･新設10カ所、用水路新設50km、用水路改修55km。このうち、揚水機場は桃里配水池に隣接する敷地に１基を新設、配水池は桃里、大浦、平久保の３カ所が新設となる。
国営事業とは別に、県及び団体による補助事業も計画されており、県では総事業費336億円で関連施設を整備。団体営では、市と土地改良区が総事業費144億円を投入して末端整備を進める。 |
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