2016年4月26日 (火) |
★ドルフィン、岸壁の基本設計を公告 |
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那覇港新港ふ頭地区−那覇港湾・空港整備事務所 |
沖縄総合事務局那覇港湾・空港整備事務所は、新港ふ頭地区の9号・10号岸壁の改良を計画しており、そのための岸壁基本設計業務(簡易公募型・総合評価方式)を22日付けで公告した。参加表明書や技術提案書の受付などの手続き後、6月9日に入札、翌10日に開札する。資格は土木関係建設コンサルタント業務の資格を持つ単体又は共同企業体等。 9号岸壁(-13.0m以上)と隣接する10号岸壁(同)は、計画上の位置付けでは4万tクラスに対応、ガントリークレーンが設置され、通常は大型コンテナ貨物船舶が接岸する。一方で、寄港が急増している大型クルーズ船も、一度に複数入港の際、若狭地先の専用岸壁だけでは間に合わず9号及び10号岸壁に時々接岸している。このような状況に対処するために、岸壁延長やドルフィン等の整備を計画している。 業務では、9号岸壁の南端側から約150mあたりに係留用ドルフィンを2ヶ所設置するための基本設計と、10号岸壁を北側(浦添側)へ約100m延長するための基本設計、それに取付護岸の基本設計などをまとめる。履行期間は12月28日まで。業務完了後、29年以降に詳細設計、整備工事を順次進める。 このほか、新港ふ頭地区関連では海面下の機雷等を探査するための磁気探査業務(期H29/3/31、簡易公募・総合評価方式)も22日付けで公告、手続きを開始し、6月3日に開札予定。 |
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