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2025年6月13日(金)
★総合計画設計ＪＶが8550万円で落札
奥武山スポーツ多目的施設設計−那覇市
　那覇市は６月12日、「奥武山地域スポーツ観光交流拠点整備工事業務委託(設計)」の指名競争入札を開札し、(株)総合計画設計･(株)ニライ設備設計ＪＶが8,550万円で落札した。奥武山公園内での野球練習機能を備えた屋内型多目的施設建設に向け、基本･実施設計などを実施する。履行期間は2026年３月24日まで。予定価格は9,007万3,000円(税抜)、最低制限価格が7,542万5,182円(税抜)だった。所管は建築工事課。
　施設は公園内の「いこいの広場(少年野球場)」に建設する予定で、建物がＲＣ一部Ｓ造平屋建て、床面積約3,000�峙�模を想定。プロ野球春季キャンプでの練習使用を前提に、ブルペンや内野守備練習エリアなどを人工芝で整備する方針。あわせて、市民スポーツや展示会、大型会議など各種イベントでの活用も見据え、養生機能の導入も検討する。施設内には事務所や会議室、倉庫、シャワー室などの付帯機能を備える予定。
　今回の業務では、新施設の設計に加え、測量や土質調査、公園内の既存多目的広場における内野改修、屋根付きダグアウトや倉庫の新築設計も行う。市は今年度で設計を取りまとめ、26年10月頃の本体着工、28年１月の完成および２月の供用開始を目指す。多目的施設新設と多目的広場改修を合わせた総事業費は21億5,000万円を見込んでいる。
　奥武山公園では、県が進めるＪリーグ規格スタジアム整備計画に伴い、プロ野球春季キャンプで使用されてきた補助競技場の利用が今後制限される見通しとなっている。市では、新たな施設の整備により、練習環境の維持と強化を図る。
　
■その他のトピックス
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