基本計画策定に建設技術研究所JV特定
新庁舎建設に向けて事業手法検討

宜野湾市
宜野湾市は6月30日、「宜野湾市新庁舎建設基本構想・基本計画策定支援業務」の受託者選定(公募型プロポーザル)で、優先交渉権者に(株)建設技術研究所・(有)アトリエ・門口・(株)チームアルファJVを特定したと発表。応募者数は5者(うち1社辞退)だった。契約上限価格は2025~26年度で2,948万円(税込)。新庁舎建設に向けて現状と課題を整理し、新庁舎の整備計画や官民連携による維持管理・運営なども含めて事業手法を検討する。所管は市プロジェクト推進室。
主な業務内容は、①資料収集及び現状の整理②基本理念・基本方針の検討③新庁舎の機能・規模の整理④候補地の比較検討⑤整備方針の整理⑥整備計画案の比較検討⑦施設配置・機能配置の検討⑧整備手法の検討⑨新庁舎建設基本構想・基本計画案の作成-など15項目。基本構想・基本計画案に基づき、庁舎建設の基本設計や測量調査等の与条件を設定し、設計業務等の仕様書案の作成も行う。履行期間は27年3月31日まで。
今後のスケジュール案では、26年度にかけて基本構想・基本計画をまとめ、27年度に基本設計、28年度に実施設計、29~30年度に建築工事、31年度の供用開始を予定している。築後45年が経過する市役所本庁舎は、RC造地上3階・地下1階建てで、延床面積約6,800㎡規模。19~20年度にかけて耐震改修が行われた。