2件で500億超のシュワブ造成工事公告
海上地盤改良工事3件も
沖縄防衛局
沖縄防衛局は6月27日、キャンプ・シュワブの普天間飛行場代替施設建設事業で大型案件となる「シュワブ(R7)造成工事(1工区)」と「同工事(2工区)」の一般競争入札を公告した。工事規模は1工区が300億円以上400億円未満、2工区が200億円以上300億円未満を想定。工事内容は、1、2工区とも造成工事約90万m3(岩ズリ)。1工区は海上フロート等の維持管理、造成工事など全体監理を含む。工期は2027年1月31日まで。
競争参加資格は2件とも土木の単体または2~3社JV。経営事項評価数値は単体またはJV代表者が1,200点以上、構成員は830点以上。
このほか、「シュワブ(R7)地盤改良工事(その1)」~「同工事(その3)」も6月27日に公告。その2とその3工事は一括審査方式で手続きを進める。工事規模はその1とその3が30億~50億円、その2が10億~20億円。その1の地盤改良工事は敷砂2万3,000㎡、海上地盤改良工(SD:サンドドレーン)3,100本を施工するほか、地盤改良工事全体の監理も行う。その2は敷砂1万9,000㎡、SD1,200本。その3は敷砂4万3,000㎡、SD2,400本。工期は3件とも28年3月15日まで。
競争参加資格は3件とも単体または2~3社JV。その1は単体またはJV代表者が「しゅんせつ」で経営事項評価数値が1,100点以上、構成員が「しゅんせつ870点以上」または「土木1,000点以上」。その2とその3は単体またはJV代表者が「しゅんせつ」で1,100点以上、構成員が「しゅんせつ780点以上」または「土木830点以上」となっている。
5件とも申請書等提出は7月30日まで。入札書を9月22日に締め切り、10月2日に開札する。