沖縄建設新聞

民間活力可能性調査のプロポ手続き開始

市内近隣公園11カ所から選定

沖縄市

 沖縄市公園みどり課は7月1日、「近隣公園民間活力可能性調査業務委託」の公募型プロポーザル手続きを開始した。市内11カ所の近隣公園のうち、官民連携に最も適した公園1カ所を対象に、老朽化する公園施設の維持管理や更新などの民間活力導入の可能性調査を行う。業務期間は2026年2月13日まで。提案上限額は1,364万円(税込)。 参加申請と企画提案書の提出を7月22日まで受け付け、プレゼンテーション審査を経て、8月5日に最終結果通知を行う。
 業務内容は業務の実施方法や手順を定めた計画準備、各近隣公園の特色、施設概要、管理状況、立地条件を把握・整理しサウンディング調査を行う公園の絞り込み、対象公園の現状整理などの基礎条件整理、各調査を踏まえた基本方針案の検討、事業方式、範囲、期間、官民のリスク分担などの事業手法検討、基本方針案や事業手法検討結果を踏まえた基本計画(概略プラン)策定-など。
 市では、官民連携手法を活用することで、都市公園に民間の優良な投資を誘導し、財政負担を軽減し都市公園の質の向上と公園利用者の利便性向上を図る。