沖縄建設新聞

週刊情報

2025年10月8日(水)号 5面

高出力レーザー装置を導入

高出力レーザー装置を導入

粉じん抑制で作業環境改善-沖電工

 ㈱沖電工(島袋清人社長)は高出力レーザー装置『クーレーザー』を県内で初めて導入。9月25日には浦添市の同社牧港ビルで同装置と積載専用車両の安全・繁栄祈願祭を開いた。祈願祭には島袋社長ら関係者が出席し、新技術の活用による事業の発展を祈念した。
 クーレーザーは㈱トヨコー(静岡県)が開発したさび除去装置で、高出力レーザー光を高速回転照射する特許技術を採用。鉄鋼構造物の錆(さび)や塗膜を瞬時に除去でき、再劣化を促す要因となる塩分除去率が約88%と高い。従来のサンドブラスト工法に比べ、粉じんや産業廃棄物の発生を大幅に抑えられ、作業環境の改善や養生コスト削減にもつながるのが特徴。(続きは紙面をご覧ください)
(写真説明)4㌧ウィング車に積載されたクーレーザー機器