週刊情報
2025年10月29日(水)号 2面
琉球石灰岩風擬石材など
支援企業の開発事例を紹介
県
県商工労働部(知念百代部長)は10月22日、県庁で記者懇談会を開き、県が支援して㈱沖坤(比嘉卓也代表)が開発した琉球石灰岩風擬石材「SANGO no re:TILE」と再生資源含有防草剤「NONOCA」の開発事例を紹介した。両製品には県の産業振興基金事業が活用されており、県工業技術センターの平良直秀所長が懇談会に参加し、開発の経緯や特徴を説明した。
琉球石灰岩風擬石材は、琉球石灰岩の質感や表面形状(す穴)、色合いを再現して開発した内外装材で、(一社)クールジャパン協議会が主催する「COOL JAPAN AWARD 2025」を受賞している。今回のリニューアルでは、国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発した高性能無機系吸放湿剤「ハスクレイ」を配合し、湿度コントロール機能を備えた内装用調湿建材として性能を高めた。県工業技術センターが技術支援を行い、製品の機能強化を後押しした。
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(写真説明)
(左から)琉球石灰岩、擬石材、ハスクレイ添加品