週刊情報
2026年1月28日(水)号 2面
伝統技法で進む復元
首里城正殿内部の映像公開
沖縄総合事務局は1月16日、首里城正殿内部の復元工事の様子を記録した映像を報道陣に公開した。正殿内部は品質確保の観点から非公開としており、映像による公開は昨年10月の木工事に続き3回目となる。今回の映像は昨年8月から11月にかけて撮影されたもので、正殿2階の「御差床(うさすか)」や隣接する「おせんみこちゃ」で行われた塗装工程を中心に紹介した。
須弥壇(しゅみだん)や天井額木では、漆による布着せや上塗り、龍や雲の彩色、金箔押しなどの工程が進行。柱や彫刻部には桐油(きりあぶら)塗装を施し、漆と組み合わせることで深みのある朱色を再現している。天然素材を用いる伝統的な技法のため、湿度や温度の影響を受けやすく、全国的にも施工例は少ないという。(続きは紙面をご覧ください)
(写真説明)御差床の天井額木で行われた彩色作業(内閣府沖縄総合事務局国営沖縄記念公園事務所提供)