LRTの需要予測検討でプロポ公告
年度内に整備計画策定へ
那覇市
那覇市は6月24日、令和8年度那覇市LRT(次世代型路面電車)需要予測検討業務の公募型プロポーザル手続きを開始した。LRT導入へ最新の移動実態に即した需要予測モデルなどを検討する。7月23日まで参加表明書、8月12日まで企画提案書を受け付け、プレゼンテーション審査を行い、9月4日に審査結果を通知する。見積上限額は6,293万1,000円(税込)。履行期間は2027年3月31日まで。
資格要件は、国の建設コンサルタント(都市計画及び地方計画部門または道路部門)に登録された市内に本・支店、営業所がある企業のJV。代表者には新たな公共交通システム導入に関する交通需要予測業務の履行実績が1件以上あることなどが必要。業務内容は、需要予測の条件・需要予測用ゾーン・人口フレームの設定、交通ネットワークデータの作成、需要予測モデルの検討など。
市が導入を検討しているLRTは、市内の東西・南北に2ルート、総延長約11㎞を想定。東西ルートは、県庁北口から南風原町新川の県立南部医療センター付近まで約5㎞を本線、県庁北口から若狭海浜公園付近まで約1㎞の支線を合わせた延長約6㎞。南北ルートは真玉橋付近から新都心までの約5㎞とする案が示されている。事業スキームは、軌道運送事業者(第三セクターなど)が運行を担当し、市が施設を整備・保有する「上下分離方式」を想定。用地費などを含めた概算建設費は約480億円。
市では、同業務を含め、これまで実施した各種調査業務を参考にして、26年度中に整備計画を策定。その後、許認可手続きを経て30年度に着工、40年度に東西ルートの先行開業を目指す。このほか3万㎡規模の車両基地を松山公園地下に整備する計画。