石嶺市営7-1期建築を11月にも公告
1万3200㎡規模のB4棟建設
那覇市
那覇市は、「石嶺市営住宅第7-1期建替工事(建築)」の一般競争入札を早ければ11月上旬にも公告する。新築するB4棟の躯体整備などを行うもので、参加要件は建築A等級を含む市内業者によるJVで調整中。12月末にも開札し、落札者決定後、2月議会での承認を経て、今年度内で着工したい考え。工期は2029年1月31日までを予定。市の債務負担行為では、25~28年度の限度額として45億4,530万円が設定されている。
新築されるB4棟は、コの字型の3棟連結型住棟(東棟13階、南棟13階、西棟12階、エキスパンションジョイント方式)で、RC造延床面積約1万3,200㎡規模。住戸は全195戸で、間取りが2DK、3DK、3LDKの3タイプを予定。エレベーターは2基設置し、敷地内に101台分の駐車スペースを確保する計画。実施設計は(株)松田・伸設計・(株)設備研究所JVが担当した。
関連の設備工事は、電気と機械、昇降機を予定。電気と機械工事はA等級を対象とした一般競争入札、昇降機は指名競争入札となる見通し。
石嶺市営住宅では、7期計画で建替事業が進められており、これまでの6期で894戸を整備。最終の7期では今回のB4棟のほか、B1棟(8階建て、48戸)の建設も予定されており、今後設計などが進められる。