牧港補給地区拠点機能導入でプロポ
拠点返還地指定に向け調査・検討
浦添市
浦添市跡地未来課は8月4日、令和7年度牧港補給地区(キャンプ・キンザー)拠点機能導入基礎調査業務委託の公募型プロポーザル手続きを開始した。返還が予定されている牧港補給地区に関して、国が跡地利用を積極的に支援する「拠点返還地の指定」に向け、既成市街地との一体的なまちづくりや新たな産業などの拠点機能導入を踏まえた実現方策と課題の検討を行う。8月15日まで意思表明書、25日まで技術提案書を受け付け、9月1日にプレゼンテーション審査を行って優先交渉権者を特定。9月中旬頃に契約締結予定。提案上限額は1,997万6,000円(税込)。履行期間は2026年3月19日まで。
資格要件は、入札参加名簿に登録された市内単体または市内登録業者が1者以上のJV。国土利用計画や都市計画マスタープランなど土地利用関連計画作成に関する実績などを求めている。業務内容は①拠点返還地指定による拠点機能・施設の検討②隣接する中心市街地と連続した拠点形成に向けた検討③牧港補給地区と連たんした自然・歴史資源の保全・活用に関する調査-となっている。
牧港補給地区は、市西部地域に広がる268haのアメリカ海兵隊兵站補給基地。区域内142haが24年度以降、残る126haが25年度以降の返還見通しとなっている。