沖縄建設新聞

6.7億円余で東恩納JVが落札候補

松島中長寿命化改良建築工事

那覇市

 那覇市は8月20日、「松島中学校長寿命化改良工事(建築)」の一般競争入札を開札し、6億7,659万6,000円で応札した(株)東恩納組・(株)玉新建設・(有)環衛開発JVを落札候補者とした。今後、資格審査を経て25日にも落札決定する。履行期間は2026年9月30日まで。
 入札には6者が参加し、うち3者が最低制限価格未満のため失格、1者が入札書の不備で無効だった。予定価格は6億8,690万円(税抜)。最低制限価格は6億6,010万9,410円(税抜)。
 工事では、老朽化が著しい普通教室棟(RC造4階建て延床面積4,016㎡)と特別教室棟(RC造3階建て同759㎡)を対象に、屋上防水や外壁塗装、内部改修、一部教室の配置替えなどを行う。実施設計は(株)根路銘設計・(株)ハルス建築環境設計JVが担当した。
 同校では設備更新や省エネルギー化などにも取り組む計画で、関連設備工事を電気、衛生、空調、昇降機に分離して順次公告する見通し。
 市では、事業費として25年度予算に5億7,346万円を計上し、26年度までの債務負担行為として限度額9億9,165万円を設定している。