沖縄建設新聞

沖縄キミコンが用地測量2件を落札

那覇北道路整備の関連業務

南部国道

 沖縄総合事務局南部国道事務所は、一般国道58号那覇北道路の整備を進めており、その一環として、このほど簡易公募型指名競争入札の「令和7年度那覇北道路用地測量(その1)業務」と「同(その2)業務」を開札し、いずれも(株)沖縄キミコンが落札した。落札額は「その1」が4,190万円、「その2」が3,690万円。履行期間は「その1」が2026年2月26日、「その2」が26年2月2日まで。
 業務では、那覇北道路整備に向けて、用地取得に必要な土地の範囲と面積を確定させるために用地測量等を行う。
 那覇北道路は沖縄西海岸道路の一部で、国道58号の那覇市街地やその周辺地域の渋滞緩和、那覇港・那覇空港へのアクセス性向上による物流効率化、観光振興などを目的に整備する。区間は、那覇市港町(仮称・港町IC)から若狭(若狭IC)までの延長2.2㎞。車線数は6車線で全線高架橋を計画している。また、泊漁港付近には上之屋道路と接続する(仮称)上之屋ICを整備予定。港湾事業として整備する臨港道路若狭港町線との合築。
 同事務所では、このほかに「那覇北道路施工計画検討及び設計業務」の簡易公募型競争入札を9月30日に開札予定。