沖縄建設新聞

沖縄訓練場倉庫新設建築を一般公告

200億~300億円規模で後工事も

沖縄防衛局

 沖縄防衛局は8月22日、工事規模200億~300億円を想定している「沖縄訓練場(7)倉庫新設建築その他工事」の一般競争入札を公告した。陸上自衛隊沖縄訓練場内に約1万8,000㎡規模の倉庫を新設するもの。建築一式のほか、造成および仮設道路工事一式も含まれる。工期は2028年3月15日まで。標準図等活用と見積活用方式を採用。後工事もあり、追加工事を来年度以降に随意契約する予定。
 競争参加資格は建築の単体または2~3社JVで、経営事項評価数値は単体またはJV代表者が1,200点以上、構成員が1,000点以上。出資比率は2社構成の場合が全ての構成員が30%以上、3社構成の場合が20%以上。申請書等提出は9月24日、見積等提出は10月3日。入札書は11月10日まで受領し、20日に開札する。
 同局の今年度予算には、陸上自衛隊施設整備として沖縄訓練場の倉庫、隊庁舎等整備などに約237億円が計上されており、南西方面への補給体制強化を目的に、県内初の補給拠点の新編が予定されている。物資補給を担う補給処支処を新設し、最先端の民生技術を活用した自動化倉庫を想定。自動格納や自動ロケーション管理(生産性・品質向上)、立体保管による保管容積効率化などを図る。