ESCO事業プロポ来月公募
県管理道路の照明LED化
県土建部
県土木建築部は、ESCO事業による県管理道路の照明LED化を計画しており、10月中旬頃にも事業者選定に向けた公募型プロポーザル手続きを開始する予定。道路照明など約1万灯のうちLED化未実施の照明灯を対象にして、支柱を除く器具一式交換を行う。工期は約1年間を見込む。所管は道路管理課。
参加要件は複数事業者によるコンソーシアム。施工を担当する業者は県の「電気」登録業者を想定している。等級は調整中。
同事業では、2026年度内に照明LED化を完了させ、その後10年間の維持管理も事業者が担う。契約形態は、県がLED化更新にかかる初期投資を行う自己資金型(ギャランティード・セイビングス)契約を採用する。同契約では、ESCO事業者が省エネ効果を保証することで、県に経済的負担が生じることなく光熱費削減を実現できるほか、ESCO事業者も投資リスクを最小限に抑えられるメリットがある。
県では、25年度当初予算に関連事業費(道路施設脱炭素化推進事業)として16億8,000万円を計上。県議会9月定例会で予算の繰越承認を受けて公告する見通し。