熱源設備工事は東洋設備JVが落札
本庁舎(行政棟)改修工事
県
県では竣工から35年以上が経過している本庁舎(行政棟)の大規模改修を計画している。改修工事を所管する総務部は、関連となる「本庁舎(行政棟)改修工事(熱源設備)」を8月14日に開札、(株)東洋設備・(株)和高建設工業・(株)大川工業JVが落札した。落札金額は12億8,000万円。工期は510日間。同工事は9月10日開会予定の県議会9月定例会で承認を受けて着工する。
今回契約する工事は、本庁舎の空調システムを構成する設備のうち、クーラー用の冷熱を製造する冷凍機や、その排熱を屋外に排出する冷却塔などの熱源設備を更新する内容となっている。
県本庁舎(行政棟)改修工事は建築3工区、電気、機械を各4工区、熱源設備に分けて発注を予定。そのうち建築、電気、機械の各工区については、単体もしくはJV(2~3社構成)による参加要件を検討しており、関係団体などの意見を踏まえ、公告するまでに決定する方針。また本庁舎(行政棟)改修工事(機械4工区)は地下機械設備改修が対象で工期20カ月。同工事(電気4工区)は避雷針設備と弱電設備などの改修を行う。工期は24カ月。入札予定時期は熱源設備を除き、いずれも第3四半期。
このほか、行政棟と県警察本部の間に整備が計画されている沖縄県防災危機管理センター棟(仮称)の建設に関連して、同センター棟から行政棟への電気幹線工事を予定。