沖縄建設新聞

建築工事1~3工区は今月中に公告

県立中部A特別支援学校

県土建部

 県土木建築部は、うるま市に建設予定の県立中部A特別支援学校(仮称)新築工事の建築1~3工区を9月中にも公告する予定で準備を進めている。同校の校舎棟などを新設するもので、工期は24カ月程度。参加要件は建築特Aを含むJVで調整中。工事は議会承認を受けて着工する。
 同校は、美咲特別支援学校(沖縄市)の過密解消などを目的に、うるま市の旧県農業試験場園芸支場跡地約2万2,000㎡に建設予定。生徒数は小学部から高等部まで200人程度(45学級程度)を想定している。
 新築する校舎棟はRC造一部S造4階建て、延べ面積約1万2,000㎡規模。校舎棟新築の予定工事費(建築、電気、機械、昇降機含む)は約53億円(税込)を見込む。県は25年度当初予算に同校整備に関する経費として約19億3,800万円を計上。実施設計は(株)国吉設計・(株)エー・アール・ジーJVが担当。
 県では校舎棟の工事発注に先立ち、9月11日に造成工事を公告した。参加要件は土木特A等級の単体。10月8日に開札する。施工面積は約2万2,886㎡。