北部医療センターの新築関連3工事公告
申請書は30日まで受け付け
県北部医療組合
県北部医療組合は9月16日、公立沖縄北部医療センター新築に関する建築、電気、機械の3工事を公告した。いずれも申請書などを9月30日まで受け付け、11月12日に開札する。工期は1,095日間。2028年度の開院を目指している。
参加資格は3件とも3社JV。建築、電気の代表者は各工事の経営事項審査評定値が1,300点以上、機械の代表者が同評定値1,100点以上。その他構成員は建築が特A等級、電気と機械がA等級となっている。
同医療センターは、北部圏域における中核的医療機関として名護市大北の県立農業大学校跡地に整備を計画。建設する建物の規模は建築面積約1万2,994㎡、延床面積4万4,989㎡で、RC造地上6階建て(免震構造)の病院棟とRC造地上3階建ての別館棟で構成。病床数は450床。昇降機は14基設置する。
今年7月に開かれた同センター整備協議会で示された概算整備費は520.8億円。内訳は建物・構造物が381.5億円、土地・造成が44.9億円、医療機器等が94.4億円。建築工事は224.2億円、設備工事は201.5億円を見込んでいる。
実施設計は(株)内藤建築事務所・(株)エー・アール・ジー・(株)設備研究所JV、造成設計は(株)国建が担当。各種図面の全体版は同組合で配布する。配布期間は11月11日まで。