来年1月ごろに本体工事を開札予定
新総合体育館の建設事業
宮古島市
宮古島市は、新総合体育館の本体工事を来年1月ごろに開札予定で準備を進めている。その後、議会承認を受け年度内に契約締結する予定。JV構成など発注方法は現在調整中。工期は約2年間。2027年度内の竣工、28年度供用開始を目指す。
既存の総合体育館は1984年に竣工。建設から40年が経過し、雨漏りなど老朽化が著しいため、敷地の北側と東側約3,500㎡を造成して建て替える。
計画ではRC造地下1階地上2階建て、建築面積6,779㎡、延床面積1万5,765㎡(うち地上9,467㎡、地下6,298㎡)規模を想定。館内にはメインアリーナ(2,268㎡)、サブコート(767㎡)をはじめ、多目的室、トレーニング室、フィットネススタジオ、屋内ランニングコース、会議室などを配置。地下には、緊急一時避難機能を備えた駐車場(約100台収容)を設ける。避難の受け入れ人数は約4,500人(一時避難として、一人当たり1㎡とした場合)を想定。自家発電機、備蓄倉庫などを備える。敷地面積は約1万4,305㎡。
総事業費は約81億円(解体、設計費含む)。25年度予算に関連経費3億2,028万円を計上。
基本・実施設計は(株)都市建築設計・(有)都一級建築設計事務所JV。