沖縄建設新聞

建築・設備など一括で今月中に入札

こどもの国サル舎整備工事

沖縄市

 沖縄市プロジェクト推進課は、沖縄こどもの国整備事業の一環で建設する「沖縄こどもの国新サル舎整備工事(躯体工事)」を建築、電気、機械設備と外構工事の一括発注で、10月にも入札を行う予定。発注方法は指名競争の3社構成JVを想定。入札後は議会承認を受けて着工する。2027年度内の完成、供用を目指す。
 新しく整備するサル舎は、RC一部S造、地下1階・地上3階建て、延床面積約1,319㎡の規模。同施設には、展示スペースのほか、エレベーターを2基設置する。設計は(株)隈研吾建築都市設計事務所・(有)長谷部建築研究所JVが担当。市では新施設整備によって飼育環境の向上や魅力的な展示を図る。
 沖縄こどもの国関連では、このほか施設の老朽化などの対応も進めており、今年度からカバ舎の基本計画策定や昇降設備など(エレベーターやエスカレーター)の更新業務にも着手している。市は今後も園内の施設などのリニューアルを順次進めていく。