沖縄建設新聞

納骨堂新築で建築工事を29日に開札

西普天間公営墓地整備

宜野湾市

 宜野湾市は、「西普天間住宅地区公営墓地納骨堂新築工事(建築)」の指名競争入札を10月29日に開札する。税抜予定価格は2億2,120万円。公営墓地整備は、市民の墓地需要と多様化する墓地埋葬などに対応するもの。付帯する電気設備は12月中旬入札予定。機械設備は今回発注の建築工事に含まれる。工期は2026年9月30日まで。所管は環境対策課。発注業務は建築課が担当する。
 公営墓地は同地区北東の西普天間線沿いに整備。納骨堂はRC造2階建て延床面積約560㎡規模で、1階に事務室やホール、参拝室、合葬室、納骨室、屋外参拝室、倉庫。2階にメインの納骨堂、合葬室、合葬準備室、倉庫などを配置する。施設内の納骨壇は2,100体、合葬墓は5,000体が収容可能となっている。
 同公営墓地整備事業では、納骨堂以外にも屋外に個人墓150区画と駐車場(約20台分)などを整備。外構工事として来年1月中旬に入札する見通し。納骨堂実施設計は(有)CaSa plus、外構実施設計は(有)大和エンジニアが担当。