沖縄建設新聞

建築1工区は大米建設が17.8億円で落札

本庁舎行政棟大規模改修

県総務部

 県総務部管財課が事後審査の手続きなどを進めていた「本庁舎(行政棟)改修工事(建築)」1~3工区の結果が公表され、1工区は(株)大米建設が17億8,000万円で落札。2工区は(株)國場組・大晋建設(株)・(株)丸元建設JVが17億2,800万円で落札。3工区は不落だったが、協議して(株)野原建設と16億4,700万円で随意契約した。工事は議会承認を受けた後に着手する。工期は2031年3月31日まで。関連する電気1~3工区は事後審査手続き中、機械が1~3工区すべて不落のため対応を検討している。
 行政棟は1990年に竣工し、築後約35年が経過。設備機器や配管類の老朽化が進んでいる上、バリアフリー対応や省エネルギー化の必要性もあるため大規模改修工事を行う。工事は、対象フロアの執務室を庁舎内外の仮移転先へ一時的に移し、改修完了後に元の場所へ戻す工程を繰り返して、全フロアの改修を進める計画。
 県では、関連工事として避雷針設備と弱電設備などの改修を行う本庁舎(行政棟)改修工事(電気4工区) と地下機械設備改修が対象の同工事(機械4工区)2件の一般競争入札を公告予定。