沖縄建設新聞

来月中にも基本設計を指名競争で発注

高嶺小・中学校の移転整備

糸満市

 糸満市は、施設の移転整備を計画している高嶺小学校・中学校の基本設計業務(測量・土質調査等を含む)を早ければ5月中にも指名競争入札で発注する。発注方法は数社で構成するJVを検討。業務期間は2027年3月末を見込む。
 高嶺小は老朽化が著しいことに加え、南山城跡内にあるため移転を計画。また隣接する高嶺中の既存校舎棟の10号棟が耐力度調査で危険建築物と判明したほか、城跡の保存範囲が広がる可能性があるため、中学校敷地南側約1万9,960㎡を拡張して小中一貫教育校での開校を予定している。
 計画では、拡張敷地内の東側にRC造3階建ての小学校棟、西側にRC造2階建ての中学校棟を隣接して配置し、小学校と共同使用する現中学校の管理棟や屋内運動場を渡り廊下でつなぐ。西側にはサブグラウンドを整備する。また、敷地南側には将来、プール・屋内運動場や管理棟などを改築するためのスペースを確保。現中学校管理棟は多目的室、地域連携室などに改修して活用する。
 市では基本設計などと合わせ、26年度に用地取得や農地転用手続きを進める。27年度に実施設計や敷地造成、28年度に校舎本体やサブグラウンド整備工事などに順次着手し、30年6月頃の完成を目指す。概算事業費は70億2,398万円。26年度当初予算に高嶺小移転改築事業費6,156万円、高嶺中移転整備事業費3,567万円を計上。基本計画策定業務は(株)国建が担当。