上・下水道と道路工事を9月から順次着手
2番地地区密集市街地整備事業
嘉手納町
嘉手納町では、県内で唯一の重点密集市街地とされた嘉手納2番地地区の道路整備に着手する。同地区には北街区と南街区にそれぞれ2路線ずつ新設する計画で、今年度は南街区を対象に「町道103号線配水管布設替工事」と「同線汚水管布設工事」を9月頃、「同線外1整備工事」を10月頃に発注する予定で準備を進めている。
町道103・103-1号線は、起点を町道9-1号線、終点を町道9号線とし、延長は合わせて178m・幅員6mの片側1車線。また、北街区に整備する道路は町道104号と104-1号で、延長が合計173m、幅員がいずれも6m。2027年度に工事を行い、同年度内の完了予定。
同事業に関連して、今年度は「令和8年度嘉手納町密集市街地地区整備推進委託業務」の指名競争入札を8月3日に開札し、事業全体の評価や関係者との相談会、進捗状況の報告なども行う。
密集市街地整備事業は、12年度に国土交通省が「地震時等に著しく危険な密集市街地」として公表したのを受けて調査などが開始。対象地区は、嘉手納2番地地区(約2ha)を含む中央区地区(約18.5ha)。老朽木造住宅が密集し、接道条件などにより建て替えや更新が進んでいなかった。このため、倒壊・延焼の危険性や避難困難性が特に高く、地震時等の最低限の安全性が確保されず著しく危険な地区とされ、2番地地区を先行して整備改善に取り組んできた。20年度には移転が必要となる地区内居住者向けの都市再生住宅(18戸)を建設。権利者らと合意形成を図りながら建物除却を進め、23年度に「解消済み」とされた。事業費は27年度までに約20億円を見込んでいる。