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2017年2月20日(月)
★ごみ焼却施設基本設計を来月２日入札
新一般廃棄物処理施設整備−名護市環境対策課
　名護市環境対策課では、同市安和地区内に計画しているごみ焼却施設とリサイクルセンターの基本設計業務を単体指名で３月２日に入札する。税抜の予定価格は2,345万円。このほか、環境影響評価(環境アセスメント)業務も発注に向けた準備を進めており、調整作業を経て３月中にも入札する予定。
　同施設は、宇茂佐地内にある焼却処理(環境センター)が築後40年以上が経過し施設老朽化が進んでいるため移転整備するもの。また、嘉陽地内にある最終処分場も埋立残余容量が減少し逼迫状態にあることから併せて整備する。主な概要は、敷地面積が約５ha。ごみ焼却施設がストーカ式２炉･処理量１万4,620ｔ/年･処理能力50ｔ/日程度で、焼却効率の向上、排ガス量の低減、悪臭の漏えい防止等でクリーン化を図る。資源ごみを処理するリサイクルセンターは、破砕･選別資源化処理方式を採用し、処理量2,280ｔ/年･処理能力11ｔ/日程度。最終処分場は、焼却残渣(飛灰)や不燃性廃棄物などを対象とし、クローズド型準好気性埋立構造を採用。水処理施設10ｍ3/日･埋立面積2,100��･埋立容量１万ｍ3/15年間を見込んでいる。
　市では、ごみ焼却施設とリサイクルセンターの基本設計を進めながら地質調査業務を順次発注。その後、実施設計等に着手し早期着工を目指す。最終処分場については、29年度に基本設計業務を発注していく予定。３施設とも供用開始は平成31年度。基本計画策定業務は復建調査設計(株)が担当した。
　
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