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日刊情報2025年10月20日(月)の紙面から

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包括業務委託先にぎのわん水道サービス

 宜野湾市上下水道局は、ウォーターPPPを導入する「宜野湾市上下水道事業包括業務委託(第二期)」の優先交渉権者に1期目と同じSPC(特別目的会社)ぎのわん水道サービス(合)を選定した。公募型プロポーザルによる事業者公募で、選定委員会から10月10日付で答申を受けて決定した。「ウォーターPPP」制度の導入は県内初。同制度の特徴として、契約期間が10年間であること。また、下水道更新計画に基づき管理・更新工事を一体的にマネジメントする。さらに、DX化などで業務の簡素化ができ、予算縮減が認められた場合には官民で売り上げを分配するプロフィットシェアを採用。性能発注も1期目と同様に行われる。
 ぎのわん水道サービスの構成企業は、宜野湾市管工事協同組合、第一環境(株)、(株)沖縄水道管理センターの3者。1期目は2021年4月~26年3月の5年間。民間事業者のノウハウと創意工夫を活用して、料金等関連や水道工務関連、下水道工務関連などの業務を実施。2期目では現在の委託内容を基本的に継続しつつ、ウォーターPPPを導入する。
 同局では今後、協議を経て契約締結し、26年4月1日から2期目をスタート。35年度までの10年間の予定価格は税込で66億3,772万7,800円を見込んでいる。業務内容は料金等関連業務として、水道開栓・閉栓等業務など8業務、水道工務関連業務が管路維持管理業務など7業務、下水道工務関連業務が管路・函渠維持管理業務など9業務。

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平安建設JVが6億5200万円で落札

 恩納村建設課は10月10日、赤間運動公園内の野球場(赤間ボール・パーク)屋根増築工事を開札、平安建設(株)・(有)ワールド建設JVが6億5,200万円で落札決定した。工期は2026年3月31日まで。
 工事は、北部振興事業費を活用して、老朽化している野球場のスタンド全面に屋根を増築整備するもの。屋根面積は約1,030㎡、構造は幕張屋根を想定している。
 夏場の暑い時期の野球観戦での熱中症対策や雨天時の対応が課題となっており、村では屋根設置により、応援する生徒をはじめ関係者や観客などの熱中症予防と、急な降雨にも対応可能なスポーツ空間の創出を図る。
 今年度の北部振興事業第4次配分で赤間総合運動公園(野球場)機能強化事業に6億1,400万円が配分された。

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整備に向け年内にも建築工事を公告

 那覇市は、「崇元寺跡ガイダンス施設建築工事」の一般競争入札を早ければ年内にも公告する。参加要件は建築A等級を含むJVで調整中。工期は2027年2月末まで。また関連の設備工事(電気・機械含む)は26年1月頃にも一般競争入札を公告する予定。
 同施設は、崇元寺の認知度向上や周辺への周遊促進を目的に隣接する市有地(旧キリスト教会跡地)に整備する。建物は木造平屋建て・床面積約433㎡規模。敷地面積は2,529㎡。施設にはVRシアター設備や出土資料展示スペース、市内史跡の案内スペース、管理事務所などを配置。屋外には15台程度の駐輪スペース、1台分の身障者用駐車スペースを設ける。外構整備などは今後検討を進める。
 市は25年度当初予算に崇元寺跡保存整備事業費7億5,352万1,000円を計上。設計業務はアアキ前田(株)・ランドブレイン(株)JV、展示基本計画策定業務は(株)乃村工藝社が受託。

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WTOの上部工拡幅工事を来月に公告

 沖縄総合事務局開発建設部は、WTO案件の「令和7年度那覇空港高架道路デッキ部上部工拡幅工事」を11月にも公告する。那覇空港国際線ターミナル地域再編事業の一環で、高架道路を拡幅する。工期は36カ月。工事規模は30億円以上50億円未満。
 那覇空港の高架道路は国内線ターミナル前は4車線だが、国際線ターミナル前が2車線となっているため、拡幅工事を行う。国際線ターミナル前高架道路は350mが整備済みで、今回発注する拡幅工事で301mを整備する。
 那覇空港では、旅客ターミナルビル3階にチェックインロビーが配置され、利用者の乗降が高架道路の停車帯で行われている。しかし国内線利用者だけでなく、国際線利用者の乗降も行われ、多くの車両が停車待ちとなり、渋滞が発生して深刻な問題となっている。
 このような状況を改善するため、沖総局では2020年度から旅客ターミナルビル前面の高架道路延伸工事に着手。高架道路の延伸で、バスやタクシーなどが一時的に停車できる停車帯を増やすことにより、構内道路の混雑緩和や国際線利用者の利便性向上が期待される。

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沖縄訓練場隊庁舎新設で建築工事を公告

 沖縄防衛局は10月10日、「沖縄訓練場(7)隊庁舎新設建築工事」の一般競争入札(見積活用方式)を公告した。隊庁舎はRC造6階建て延べ面積7,400㎡規模で、工事規模50億~100億円が見込まれている。参加資格は建築の単体または2~3社JV。経営事項評価数値は、単体またはJV代表者が1,200点以上、構成員が1,000点以上。申請書等は11月12日、見積もり等は21日まで受け付ける。入札書は2026年1月9日まで受領し、22日に開札する。工期は28年3月15日まで。
 同局はこのほか、「空自那覇外(7)造成等土木工事」も10月10日に公告。那覇基地と知念分屯基地内の土木工事で、工事規模は5億~8.1億円。地域精通度及び地域貢献度を重視して評価する地域評価型を採用。参加資格は土木の単体または2~3社JV。総合審査数値は、単体またはJV代表者が990点以上1,500点未満、構成員が760点以上1,500点未満で、県内本店が条件。申請書等提出は22日まで。入札書は12月1日まで受領し11日に開札する。

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